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Kumi (クミさん)

「ハーブと暮らす、素敵な人」

vol.1 

Kumi (クミさん)

茅ヶ崎♡鈴木農園 &

湘南の癒しの隠れ家 *Rainbow Lotus*

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「ハーブは繋いでくれるもの。
ハーブを通して、いろんな人が幸せになったり
癒されたりすると思うんです」

冬の気配が、軽やかに深まっていく12月初旬。

電車とバスを乗り継いで、湘南・茅ヶ崎の海に近いクミさんのサロンを訪問したのはそんな季節のことでした。

 

クミさんと知り合ったのは、ハーブ友の会を立ち上げてまもない昨年の春。お互いに同じくらいの数(50数種類)のハーブを育てていることを知り、そこから親近感を感じてInstagramを通じて仲良くさせていただいていました。

 

ご自身の畑で育てた新鮮なハーブを使ってワークショップをしたり、スワッグやブーケを作ったりしているクミさん。いつも素敵だなと思っていたので、今回伺うことが決まってとても楽しみにしていました。

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クミさんのサロンに足を踏み入れて目に飛び込んできたのは、大きなテーブルいっぱいに並べられた新鮮なハーブたち。12月という時期にもかかわらず、どのハーブも元気いっぱい!部屋中に爽やかな香りが満ち溢れています。

 

当日は、フレッシュなハーブや季節の花材を使ったスワッグやハーブブーケを作ったり、ハーブティーをいただいたり、ハーブたっぷりのバスソルトを作ったり、カードとアロマのリーディングをしてもらったり…と盛りだくさん。

 

そんなワークショップを受けながら、クミさんにインタビューをさせていただきました。

(用意されていた新鮮なハーブと季節の花材)

みつ: 普段は、どういった形で講座をされていますか?

 

クミ:受講者さんのリクエストをお聴きしながら、個別に組み立てています。お問い合わせが多くて人気なのは、「ワークショップ」と、「ハーブとアロマとチャクラのレッスン」。どのワークショップもレッスンも、少人数での実施です。マンツーマンのこともあるし、多くても最大3名まで。

 

みつ:なるほど。ひと組ひと組、受講者さんのニーズや興味にあわせて寄り添ってカリキュラムを提供されているんですね。

 

クミ:そう。少人数だからこそ、ご希望をお聴きしながらじっくり。私が一方的に話してレクチャーするというよりも、私はカウンセラーであってセラピストでありたいと思っているので、ハーブに触れながらその人の内面や深いところを聴いたり話してもらう感じです。ハーブに触れていると、自然に参加者の方も自分のことを深く見つめたり、心の深いところにアクセスできたりして、ハートがオープンになりやすいと感じています。

 

みつ:香りの効果、ということですか?

 

クミ:人って、香りの前だと本質が出てくるというか。その人が抱えている今の悩みだったり、こうなりたいとか、具現化したい未来とか。そういうことを話してくれて、それに関して、話をしたり、アドバイスをしたりします。

 

みつ:…となると、確かにあまり大人数は、合わないスタイルですね。

 

クミ:そうなんです。一気にみんなで作業して、はい、おしまいではなく。じっくりとその人の内面を一緒に見ていって、深いところまで癒しを感じてもらえたらと思っています。

 

当日クミさんのサロンには私ともうひとりのハーブ友の会メンバーさんとで伺いました。実際に滞在した約5時間のあいだ、終始穏やかな雰囲気のなかでリラックスできて、心も身体も浄化されて軽くなるような感覚がありました。

ハーブやアロマやカードリーディングなど、さまざまなアプローチで癒しを届けてくれるクミさん。ハーブやアロマと出会ったのは、いつ頃、どんなきっかけだったのでしょうか。

 

クミ:アロマとの出会いは25年くらい前。はじめに精油と出会って、ちょうどその頃からハーブも育て始めました。カードはもうちょっと後で、15年くらい前からかな。

 

みつ:アロマとハーブが同じくらいの時期なんですね。ハーブはどんなきっかけで栽培を始めたんですか?

 

クミ:はじまりは、カモミールの種を蒔いたこと。もともと夫が畑で野菜を育てていて私もよく手伝っていたんですが、ある時レモングラスの苗を買ってきてくれて…。エスニック系の輸入食料品店でみていた冷凍の茎を知っていたから、ホームセンターで見つけた苗を買ってきてくれたんです。で、そのレモングラスを植えたらものすごい増えて!

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(当日リーティングしていただいたアロマとカード)

みつ:今日も12月なのに、すごく元気なフレッシュのレモングラスがありますよね。クミさんの畑の環境が、レモングラスにはすごく合っていたんですね。

 

クミ:そうだと思います。それで、こんなに育ってどうしようと思ったけれど、その頃、畑で採れた無農薬野菜を近くのマルシェで売っていたので、レモングラスも束にして丸めて紐をつけて、リースにして並べたらすごく好評だったんです。近隣のいくつかのマルシェに持っていったけれど、どこでもすごく人気が出て。遠くからリピーターになって買いに来てくれる方もいて、ハーブってこんなにみんな喜んでくれるんだ!と思いました。その後。だんだんハーブの種類も増えていって…

 

みつ:今では、50種類を超えるハーブを栽培されているんですね(笑)?

 

クミ:そうなんです(笑)。

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みつ:普段の暮らしの中では、クミさんご自身はハーブをどのように活用されていますか?

 

クミ:もう、色々ですよ。畑でハーブに触れて癒されたり、収穫してきてスワッグにして家に飾ったり、ティーにして飲んだり。レッスンやワークショップでも使いますし、カウンセリングや、マッサージにきてくださったクラアントさんにハーブのブーケをプレゼントしたりもします。ハーブは、私の癒しの仕事にはなくてはならない存在です。香りもあって心もほぐれるし、仕事のサポートというか、むしろ主役なんじゃないかというくらいに、癒しを後押ししてくれます。

(手際よくブーケを作ってくださるクミさん)

クミ:あ、それから。実は歯科衛生士の仕事もしているのですが、出勤する時は収穫したてのフレッシュハーブのティーを大きめのポットに作って持っていって、自分が飲むだけではなくスタッフや患者さんにも飲んでもらったりもします。

 

この前、親しくさせていただいているご高齢の女性の患者さんが87歳の誕生日を迎えられて。その時にハーブのブーケをプレゼントしたら、「全身に香りがスーッと入って来て、元気をもらえる!!」とすっごく喜んでくれたんです。他には、ハーブティーが苦手だったスタッフや今まで飲んだことがなかった患者さんにも大好評ですし、受付にもハーブのブーケを飾っています。今では、歯科医院でのハーブの癒しのひと時をたくさんの方が楽しみにしてくれています。

もう、ハーブがあるのが当たり前で、ない生活のほうが考えられないくらい。生活に溶け込んでいるし、自分自身にも溶け込んでいます。

 

みつ:それは素晴らしいですね。確かに、クミさんのサロンのこの空間にいると、クミさんの生活の隅々にまでハーブやアロマが溶け込んでいるのを肌で感じます。

 

クミ:ハーブを育てるのも嬉しいし、人が喜んでくれるのが嬉しいから、ブーケをしょっちゅうプレゼントしちゃう(笑)。ブーケを作っている時が、すごく幸せです。相手のお顔を想像したりしながら、香りに包まれて、無心になって…。私のハーブのブーケを受け取ってくれてありがとうという気持ちです。受け取ってくれた方が癒されて笑顔になったら、その方の周りの方もきっと幸せになると思うのです。私にできるささやかなボランティア活動です。

 

みつ:作っているクミさんも。もらった人も。みんながハーブを通じて幸せになれるんですね。クミさんは、全国から宅配とかで頼まれてブーケとかスワッグを作って発送もされていますよね。

 

クミ:はい、しています。

 

みつ:Instagramの投稿でも度々取り上げられていますが、知人へのプレゼントとして注文してくださった方に送るブーケに添えて、何回もご注文してくださる方や、ご注文金額によってはクミさんからミニブーケのプレゼントがあったりして…。そういうクミさんの気持ちというか想いが、ハーブと共にすごくまわりを幸せにしている気がします。

 

クミ:ハーブを通して、いろんな人が幸せになったり癒されたりする。ハーブって本当にすごいなっていつも思っています。もう、リスペクト。

 

みつ:とても共感します。ハーブの力ってとてもエネルギーがありますよね。

みつ:本日最後の質問です。クミさんにとってハーブとはなんですか?

 

クミ:うーん。そうだな…。私にとってのハーブは「繋いでくれるもの」です。

 

みつ:繋いでくれるもの…

 

クミ:はい。人とのあいだを繋いでくれるものであり、大自然と私自身を繋いでくれるものでもあります。人との繋がり、大自然との繋がり。自分との繋がり。繋がっているというか、愛を感じられるもの。ハーブそのものが愛、ですね。

 

みつ:なるほど。

クミ:ハーブは、植物だから思考も自我もなくて、そこにいる生きている存在だけで、まさに愛そのもの。

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(12月に伺ったので、クリスマスカラーのブーケを製作)

クミ:一つ一つのハーブって、個性があってみんな違う。香りも、葉っぱの形も、花も違うけれど、それぞれの個性をなんかもう精一杯生きている姿に、とても感銘を受けて…。それが、ハーブにはまっちゃった理由かもしれません。

 

みつ:あぁ。それはすごくわかる気がします。ハーブって、華やかなお花が咲くものもありますけれどほとんどのハーブは小さな楚々とした花だったり、でも葉っぱひとつとってもみんな違ってすごく可愛いし、一生懸命生きているし…

 

クミ:そうそう。もう、唯一無二の存在として、等身大のありのままの自分を、ただただ生きているというか。その素晴らしさに、めちゃくちゃ感動して、感銘を受けて。ハーブってすごい。素晴らしいと思います。私にとってのハーブは、私の一部というか、もう全身に浸透していますね!

 

みつ:あはは(笑)。たしかに。普段からハーブを飲んだり。食べたりしていますもんね。人は口にしたもので作られると言いますから、確かにクミさんの身体はハーブでできているかもしれませんね!

 

クミ:私の身体の水分はハーブティーかもしれないですね(笑)。

 

みつ:きっと、そうですね!

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みつ:さきほど、ハーブは「繋いでくれるもの」というお話がありましたが。ハーブがあったおかげで、私が今日こうやってクミさんのところに来ることができて。これもまさにハーブのおかげですね。

 

クミ:ほんとうにそうだと思います。

 

みつ:ハーブ友の会を通して知り合ってから、ずっとお会いしたいと思っていたクミさんにお会いすることができて、今日は本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

 

クミ:私こそ、みつさんにお会いしたかったので、嬉しかったです。ありがとうございました。

(当日一緒にワークショップに伺った倫子さんと)

ハーブがなければ、きっと一生出会うことがなかった人と、こうして出会う。

ハーブって本当にすごいと実感した1日でした。

 

そして帰り際も、持ちきれないほどのたくさんのお土産(フレッシュハーブのブーケに、ハーブとドライフラワーのスワッグを2つに、ミニリースに、袋いっぱいのフレッシュハーブのバスソルトに、ポークパテとクッキングハーブなどなど)をいただいて…。自宅に帰ってからもクミさんの新鮮で元気なパワーがこもったハーブたちに癒されて、ワークショップの余韻が何日も続きました。

溢れるほどのハーブと、クミさんの太陽のような暖かい笑顔に自然と心も体もほぐれるような感覚に満たされたワークショップ。クミさんの2匹の愛犬シェルちゃんとクウちゃんにも、とっても癒されて帰ってきました。

ハーブ友の会では、今後も『ハーブのある暮らしは、心地いい』を実践している方を取材させていただき、ご紹介をしていきたいと思います。

 

どうぞお楽しみに。

※「私のところにも取材にきてほしい」「ぜひこの人を取り上げてほしい」など、自薦他薦ともに情報を募集しています。

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(クミさんの愛犬クウちゃんと)

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